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リクルートの送金アプリ『エアウォレット』のLP制作プロセスにAIを導入。同じ体制のまま制作本数を倍増できるワークフローを構築
リクルートの送金アプリ『エアウォレット』のLP制作プロセスにAIを導入。同じ体制のまま制作本数を倍増できるワークフローを構築
AIを活用し、要求・要件定義〜ワイヤーフレーム制作の作業工数を約80%削減
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クライアント
株式会社リクルート
当社スコープ
Webサイト構築・リニューアル
AIを活用した業務プロセス改革
既存サービスの改善
体制

クライアント:

  • プロダクトオーナー(PO):1名
  • ディレクター:1名

ニジボックス:

  • プロジェクトリーダー(PL):1名
  • エグゼクティブディレクター:1名
期間
  • プロセス設計・AI環境構築フェーズ:2025年11月〜2025年12月
実施内容
  • AI/BPR設計・要件整理(業務プロセス改革/BPR)
  • LP制作ワークフローの分解、現状フロー/将来フローの可視化
  • 「良いLPの共通要素」の言語化と共通フォーマット化
  • 要件整理/LPテキスト生成/セルフチェック用のGemやClaudeの設計・構築
  • ディレクション・プロトタイピング
  • Figma Makeによる、既存のデザインを踏襲したワイヤーフレームの高速生成方法の設計・調査運用
  • 運用定着支援
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クライアント課題
株式会社リクルート様は、現状の制作体制を維持したままでLP(ランディングページ)制作本数の倍増を目指す一方、要求・要件定義からワイヤーフレーム(以下、WF)制作に至る上流工程に、1つのLPあたり10〜22時間を要しており、本数の増加がそのまま工数の積み上がりにつながるという課題を抱えていました。継続的なLPの量産が求められるなか、上流工程を中心にワークフロー全体をいかに効率化し、成果へつなげるかが急務でした。
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ミッション
制作ワークフローの上流工程をAIで再設計し、同じ体制のままLP制作本数を倍増させる
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ソリューション
ニジボックスは、生成AIを制作プロセスの「中心」に据えるアプローチでプロジェクトを推進しました。 最初に取り組んだのは、LP制作という業務の全体像を分解することです。まず、要求整理・要件定義・WF制作といった上流工程を洗い出し、「AIで自動化・標準化できる領域」と「人の判断・クリエイティブが必要な領域」を切り分けました。そして、現在の制作フローと、AIを組み込んだ未来のフローの両方を具体的に描き、理想とのギャップを埋める形で新たにワークフローの最適化を図っています。 結果として、上流工程の制作時間を10〜22時間から2〜6時間へ短縮し、従来と同じ体制のままLP制作本数を倍増できる体制を実現しました。
活用ツール・環境

AI/生成:

  • Gemini / Claude(要件整理・言語化用のGem群等:よいLP共通要素整理/ユーザーシナリオ・LPテキスト生成/セルフチェックリスト設計
  • Figma Make(要件テキストからのWF自動生成)

デザイン・制作基盤:

  • Figma(既存デザインコンポーネント、共通フォーマット、デザインルール)
  • プロダクト共通コンポーネント(他キャンペーンLP/サービスメリット/登録方法/FAQ など)
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全体像を分解し、「良いLPの共通要素」をAIで言語化・テンプレート化

LP制作の上流工程に時間がかかってしまう最大の原因は、毎回ゼロから要件を考え、構成を組み直していることにあると考えられます。

私たちはまず制作の入口を変えるため、過去のLPと成果を分析し、「良いLPに共通する要素・要求」をGemini(Gem機能)やClaudeなどの生成AIに言語化させました。具体的には、前提・ユーザーシナリオ・ターゲット・ゴール・要求・要素を、プロダクト内で共通利用できるフォーマットとしてテキスト化。さらに、「ユーザーシナリオ・LPテキスト生成」や「セルフチェック用チェックリスト作成」を行う専用のGemも構築。

これにより、企画概要を整理した段階から、誰が担当しても一定品質のLPテキストと構成を作れる状態を実現しました。これまで属人的だった「良い構成の勘所」を再利用可能な共通言語へ置き換えたことが、後工程全ての高速化の土台になっています。

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Figma Makeで、既存のデザインを踏襲したWFを一気に生成

LPのWF制作においては、要件をテキストで用意すれば、Figma Makeはそれをもとに一気に生成可能です。

本プロジェクトでは、既存のデザインを踏襲したWFを安定して生成するための方法そのものを設計・調査しました。具体的には、あらかじめ用意したデザインコンポーネント(他キャンペーンLP・サービスメリット・登録方法・FAQなどプロダクト共通の要素)とデザインルールを参照させるプロンプトを組み立て、ヘッダー・ヒーローエリア・キャッチコピー(例:「特典として最大3,000Pontaポイントプレゼント」)まで、ブランドのトンマナを保った初稿ラフを数分で立ち上げられるようにしました。

Figma Makeの強みは、①テキスト構成からのセクション自動レイアウト化、②「たたき台(初稿)」の即時完成、③「もう少しCTAを強めたい」など言葉による容易な修正指示が可能、という3点にあります。デザイナーが時間をかけていた初稿づくりを、要件さえ整っていれば即座に立ち上げられる工程へと変えました。

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実験してフローを確定し、「再現性のある量産フロー」として定着

その場の手法を見つけて終わりにせず、チームが日常的に回せるワークフローとして作り込みました。

AIによる要件整理からFigma MakeでのWF生成までの一連の手順を、実際の案件で繰り返しテスト。うまくいくパターンや注意点を見極めながら、「要件整理(AI)→WF生成(Figma Make)」の標準フローを確立させました。さらに、担当者向けのオンボーディングと運用定着の支援を行い、特定の人に依存しない、誰でも実施できる量産フローとしての浸透を目指してフォローさせていただきました。

これが、同じ体制のままLP制作本数を倍増することを可能にする決定打となっています。

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成果

LP制作の上流工程(要求・要件定義〜WF制作)にかかる時間を、従来の10〜22時間から2〜6時間へ短縮。作業工数を約80%削減することに成功しました。上流のリードタイムが短縮できたことで、現状の体制のままでもLPの制作本数を倍増できる見込みが立っています。

一過性のツール導入ではなく、AIによる要件整理からWF生成までを再現性のあるワークフローとしたことで、今後のキャンペーンLP制作においても継続的な効果が期待できます。

お客様の声
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